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夏休みは家族で浮世絵!

皆様、こんばんは。アダチ版画スタッフのマツです。お盆休み、皆さんはいかがお過ごしですか アダチ版画研究所のショールームはお盆も休まず営業しております そして、若手職人たちも夏休み関係なく頑張っております

夏休みということで、今月はお子さんを対象にしたイベントが。先ず、先週7日はアダチ伝統木版画技術保存財団主催の子供向けワークショップがありました。題して、「親子でつくる北斎 1日自由研究」 彫師のC君に、摺師のK君&Kさん、さらに店長とマツのヤングチーム(と言っても平均年齢29歳)が講師となり、8組のご家族と一緒に、ハガキ大の木版画を作りました。
参加のお子さんの受付対象は、刃物を扱うため、小学4~6年生とさせていただいたのですが、よくよく考えてみると、その頃のマツは、浮世絵なんて知りませんでした……というか、野山を駆け回ってた記憶しかありません みんな、こんな小さいうちから日本の伝統文化について勉強してるなんて、ホントにエライです

こどもワークショップ02もちろん、親御さんの教育の賜なのだと思いますが、8人みんな、人の話をきちんと聞いて、朝10時から午後3時までの4時間、とても集中して作業に取り組んでいたので驚きました。「学級崩壊」なんてニュースで話題になりましたが、今回の参加者のみんなは、本当によい子でした。

C君の実演をじっと見入る参加者。職人と同じ道具を使ってもらいましたが、おかげさまでケガ人ゼロ

こどもワークショップ01 K君による実演。目の前で浮世絵がどんどん出来上がっていく様子にみんな感動

1日で二色摺りの木版画を完成させるという、大人でも難しいワークショップだったのですが、参加者の驚異的な集中力で、見事全組午後3時までに作品を完成させることができました 正直、前日の準備の段階では、「こんな難しいの小学生に出来るかな」「3時までに完成出来ない子もいるだろうね」なんて、みんなで話してたんです。こちらもはじめての試みだったので、やりながらいろんな反省点が出てきましたが、最後に全員の作品が出来たときは、感無量でした。参加いただいた各家族の団結力にひたすら感謝です。

ジャジャーン、これがみんなの力作

こどもワークショップ03


こどもワークショップ04並んだ作品をご覧いただいても分かるとおり、参加のお子さんそれぞれに個性があって、数時間一緒にいただけでも、名前や性格を覚えてしまいました。北斎の難しい作品名をすらすらそらんじちゃう北斎大好きっ子、昼休みを返上して難しい主版を自力で仕上げた頑張り屋さん、驚異の集中力&観察力で職人の馬連の扱い(椿油を軽くつけて摺る前に竹皮をキュッと回すところまで!)を真似ちゃう子、水分調整の難しい絵の具で抜群の色彩センスを見せた子、元気有り余って版木貫通するまで彫刻刀入れちゃった子、などなど。めったに子供と触れる機会のないマツにはとっても新鮮な一日でした。
最後にみんなで集合写真。ね、みんないい顔してますでしょ。

そして、本日14日は、原宿の太田記念美術館さん主催の「夏休みこども講座」第2回。本日は、小学校1年生から中学校3年生までのお子さんとその親御さんに、北斎の「神奈川沖浪裏」の実演をご覧いただきました。実演はK君、解説はマツが担当させていただきました。

太田記念美術館夏休み子ども講座とても人気の講座で、募集開始するや、すぐに定員に達してしまったそうです。事前にそのようにうかがっていたので、皆さんの期待を裏切らない実演に出来るか、解説のマツも、実は結構プレッシャーでした……が、参加者の子供たちが一時間以上の実演を、飽きもせず、キラキラした目で見てくれていたので救われました。こちらが話しかければ素直に応じてくれて、子供たちが良いムードを作ってくれたように思います。
みんな利発そうだったので、マツの小学校時代のおつむを標準にした話では、ちょっと物足りない解説だったかなぁ……もう少し一般向けの実演のときの話もした方が良かった、というのが本日のマツの反省です。特に高学年以上の子は、あんまりお勉強にならない話でごめんなさい。ただ勝手ながら、お子さんには、"勉強"をしてもらう以上に、"感動"をして帰っていただけたなら、それで実演は9割方成功だと思ってます。今日の参加者が、あの一時間半の間にドキドキしたりワクワクして下さっていたなら、一番伝えなければならない部分は、伝えられたのかな、と。(ということで、やや開き直りのようですが、今日の講座で、マツが説明不十分だったところは、おうちの人や美術館の人に聞いてくださいネ )

実演後、お子さん一人一人に感想を聞いてみたのですが、モジモジしていた子に「職人のお兄さん、かっこよかった?」と訊いたとき「うん」という即答してくれたのが一番嬉しかったです。我々が継承し次代につないでいこうとしている技術を、皆さんに評価していただけることほど嬉しいことはありません。これからも、いろんな機会を通じて、この技術を多くの方に知っていただければと思います。

さて、そんなこんなで、浮世絵の伝道師(笑)K君は、来週土曜日も太田記念美術館さんにうかがう予定です。今度は体験型講座。ご参加される予定の方は、どうぞお楽しみに。(参加申込みの受付は終了しています。)摺師のお兄さんと一緒に版画を摺りましょう! しかし、参加者の2倍、3倍の年月を生きている我々、いつまで「お兄さん」と言ってよいものやら……あれ、もう「おじさん」かな

matsu-jirushi

(7日のワークショップ、および14日の講座で撮影した写真は、参加者の皆様の肖像権を考慮し、小さめの画像にさせていただきました。もし、写真の掲載に不都合のある参加者がいらっしゃれば、すみやかに削除しますので、アダチ伝統木版画技術保存財団事務局までご一報ください。)
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Author:アダチ版画スタッフ
江戸時代、庶民に愛されていた浮世絵。その浮世絵をつくる技術を継承した現代の職人(彫師・摺師)たちと一緒に、浮世絵の復刻版や現代の木版画作品を皆さんに紹介する仕事をしています!
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