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定期実演会 クリスマスギフトに最適!広重「雪中椿に雀」

secchuこんにちは、スタッフの金山です。
街中はどこを見てもすっかりクリスマス一色ですね。

年6回ほど実施しているアダチ伝統木版画技術保存財団との共催の摺り実演会が本日目白ショールームで開催されました。実演では、冬そして特にクリスマスにふさわしい歌川広重の花鳥画、「雪中椿に雀」の摺り工程をご紹介いたしました。

雪の積もった椿の枝に二羽の雀を描いたこの作品。仲良く連れ立って飛ぶ雀たちが愛嬌たっぷりで愛らしく、椿の花も艶やかで、女性に人気の花鳥画です。雪の白に葉の緑、花の赤と、しっかりクリスマスカラーも入って、クリスマスプレゼントに最適です。


本日はいつになくグループでご参加のお客様が多く、いつもより混み合っての熱気溢れる実演会となりました。中にはお子様連れの方もあり、まさに老若男女のご参加を頂き、解説をした会長の安達やアダチ版画研究所の熟練の摺師の仲田も、皆さんに負けじと張り切らせていただきました!
IMG_1466.jpg


実演が始まると早速、次々に道具についてや、その使い方やコツといったところまで、挙手しての質問があり、まるで大学の講義のような熱心さ。また、後半にさしかかって絵が完成に近づくと、人の輪もぐっと摺師の手元に近づいて、皆さん食い入るように覗き込んでいらっしゃいました。

広重の作品は線を細かく書き込む北斎とは違い、主版(おもはん)の書き込みが少ないので、すぐには絵の全体像が見えてこないのですが、摺りの工程が進むにつれ、次第に絵の輪郭が浮かび上がってきます。特に他の色が全体に抑えたトーンの中、花の赤色が入ったときの変化は劇的で、一番感動していただけたようです。

secchuu_up01また、この作品では絵の具を付けず版木で紙に凹凸を付ける、空摺(からずり)という手法もお見せいたしました。雀の胸辺りに使われているのですが、絵の具では出せない羽根のふんわり感が、この空摺でリアルに表現されています。椿の花にも花弁の境を空摺りでみせてくれています。

secchuu_up02実演の後、ご参加いただいた皆さんには、摺り上がった作品を実際に手に取って頂いたので、その辺りの見どころも実感していただけたことと思います。
今回、ご参加できなかった方々も目白ショールームへお越し頂ければ、この「雪中椿に雀」、いつでもご覧頂けます。
広重が描いた雀たちは思わず連れて帰りたくなる可愛さですので、ぜひ足を運んでみて下さいね。
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Author:アダチ版画スタッフ
江戸時代、庶民に愛されていた浮世絵。その浮世絵をつくる技術を継承した現代の職人(彫師・摺師)たちと一緒に、浮世絵の復刻版や現代の木版画作品を皆さんに紹介する仕事をしています!
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