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摺り定期実演会――今秋注目、歌川広重「月に雁」!

こんにちは、スタッフの金山です。
本日は、アダチの目白ショールームにて、9月の摺り定期実演会を開催いたしました。
蒸し暑い一日となりましたが、ショールームでは『広重が描いた「月」の名作10撰』と題しまして、
涼しげな月の絵が並んでおり、ご来場くださった方々も一足早い秋を感じて頂けたのではないかと思います。

moon_banner

hiroshige292_20120908204201.jpgそんな本日の摺り実演の絵は、歌川広重の「月に雁」。
有名な絵柄ですが、実物は思いのほか小さな絵。ですが、画面に大きく描かれた月、中央を横切る三羽の雁がダイナミックで、とても存在感のある浮世絵です。

本日ご参加の皆様は、いつにも増して好奇心旺盛で、実演会の最中は質問が途切れず、解説をした安達も期待にお応えしてお話させていただき、とても和気あいあいとした会となりました。版木のこと、版元のこと、当時と今の職人の違い、オリジナルと復刻の違いなど、なかなか突っ込んだ質問もあり、密度の濃い話題が飛び交いました。


20120908実演会02_2安達曰く「この絵は、どちらかというと全体に暗いが、最後に入る印の赤で全体のバランスがとっても良くなる」とのこと。
確かによく見ると、どれも暗く抑えた色合いで纏めていますね。私も会場で見ていたのですが、摺りの最後の仕上げに摺師の仲田親方が印の赤色を入れると、それまでとは劇的に絵の雰囲気が変わりました!

広重という絵師は「月に雁」に限らず、「実にこの赤の使い方が上手く、僅かな赤色をとても効果的に使っている」という安達の話には皆さん、納得の表情でした。


本作品以外にも、「月夜木賊に兎」などで、その絶妙な色の使い方は見られます。

ご参加頂いた方々には、この「赤」が入って絵が完成する瞬間を、まさに体感して頂けたことと思います。
絵の完成後も熱心にご質問頂いたり、普段は見られない摺り上がったばかりの作品を手に取ってご覧頂いたり、
いつまでも名残惜しい空気の中での実演会終了となりました。


この「月に雁」は、9月22日(土)放送の『美の巨人たち(TV TOKYO)』でも特集されます。アダチの若手摺師による摺の工程も取材いただいていますので、是非お見逃し無く!

今秋注目の広重の名作、ぜひ一度ショールームへお越しになって実物をご覧下さい!
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江戸時代、庶民に愛されていた浮世絵。その浮世絵をつくる技術を継承した現代の職人(彫師・摺師)たちと一緒に、浮世絵の復刻版や現代の木版画作品を皆さんに紹介する仕事をしています!
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